セミネール日程

ジャック ラカン — その人 と その教え

Jacques Lacan — sa personne et son enseignement

ジャック ラカン (Jacques Lacan) は,1901年04月13日に Paris で生れ,1981年09月09日に 同じく Paris で死去した.したがって,2021年,我々は,4月13日に 彼の生誕 120 周年を迎え,9月09日に 彼の没後 40 周年を迎えることになる.それを記念して,我々は,2020-2021年度の 東京ラカン塾 精神分析セミネールを「ジャック ラカン — その人 と その教え」(Jacques Lacan — sa personne et son enseignement) の表題のもとに 行う.

ジャック ラカン とは 誰か ? この問いに対する答えは,日本でも フランスでも 必ずしも自明ではない.精神分析の改革者?独善的な異端者?精神分析家中の精神分析家?衒学的なペテン師?20世紀の最も偉大な哲人のひとり?反哲学者?

しかるに,我々は,我々の 『ハィデガーとラカン — 精神分析の純粋基礎としての否定存在論 と そのトポロジー』における議論によって,今や,こう答えることができる:ラカンは,フロィトが 経験論と形而上学に捕われたまま 創始した精神分析を 純粋に(すなわち,非経験論的に かつ 非形而上学的に)基礎づけなおすことを 我々に教えた精神分析家である.

ラカンは,1977-1978年の Séminaire XXV『結論のとき』[ Le moment de conclure ] の 1978年04月11日の講義の冒頭で,こう結論している :「性関係は無い [ il n'y a pas de rapport sexuel ] — それが,精神分析の基礎である」.その命題は,1978-1979年の Séminaire XXVI『トポロジーと時間』[ La topologie et le temps ] の 1979年01月09日の講義の冒頭においても,くりかえされている.

我々は,そこから出発して(つまり「最晩年のラカン」から出発して),時系列を遡行しつつ,ラカンの思考の足跡を その全体において たどりなおすことを,試みる — 否定存在論 [ l'ontologie apophatique ] に準拠しつつ.

この企ては,一年で完結することはなく,二年 または それ以上の年数にわたって 続けられることになるだろう.


日程は下記のとおり(そのときどきの事情により変更される可能性あり)

時間:毎回,開始時刻は 19:30, 終了時刻は 21:00.

媒体 : Zoom Meeting

受講料:無料

申込と問合せ:東京ラカン塾の mailing list に未登録の参加希望者は,こちらへ参加を申込んでください.問合せもこちらへ送ってください.登録済みの参加希望者へは,Zoom Meeting 参加リンクを そのつど mail で配信します.

2020-2021 年度の日程(変更の可能性あり):

第一学期:
2020年11月06, 13, 27日(20日は休講)
2020年12月04, 11, 18日(25日は休講)
毎回,開始時刻は 19:30, 終了時刻は 21:00.

日付

講義内容

備考

1

11月06日

導入

 

2

11月13日

質問に答えて — 精神分析家であること と カトリックであることは 両立可能なのか?

 

 

11月20日

 

休講

3

11月27日

ラカンの教えを動機づけている実践的な問い — 精神分析家の養成と資格認定の問題;三人の囚人の譬え と 終末論的救済の確実さの先取りとしての精神分析の終結

 

4

12月04日

1977-1978年の Séminaire XXVLe moment de conclure[結論する瞬間]における Lacan の結論は 何か?

 

5

12月11日

質問に答えて —「四つの言説」の概説

 

6

12月18日

質問に答えて — 学素 a に関する概説

 

第二学期:
2021年01月15, 22, 29日(01, 08日は休講)
2021年02月05, 19, 26日(2月12日と 3月一ヶ月間は休講)
毎回,開始時刻は 19:30, 終了時刻は 21:00.

日付 講義内容 備考

7

1月15日

質問に答えて — 1) ex-sistence について ; 2)「性関係は無い」について.

 

8

1月22日

質問に答えて — 1) 否定存在論とニヒリズム ; 2) 超自我,自我理想,理想自我について

 

9

1月29日

Lacan の 思考の歩みを その全体において 概観する(その 1)

 

10

2月05日

Lacan の 思考の歩みを その全体において 概観する(その 2)

 

 

2月12日

 

休講

11

2月19日

Séminaire XXIVL'insu que sait de l'une-bévue s'aile à mourre(1976-1977)Séminaire XXVLe moment de conclure(1977-1978) とを ひと続きのものとして捉えつつ,Lacan の最晩年の歩みを 振り返る(その 1)

 

12

2月26日

Séminaire XXIVL'insu que sait de l'une-bévue s'aile à mourre(1976-1977)Séminaire XXVLe moment de conclure(1977-1978) とを ひと続きのものとして捉えつつ,Lacan の最晩年の歩みを 振り返る(その 2)

 

第三学期
2021年04月09, 16, 23日(02, 30日は休講);
2021年05月14, 21, 28日(07日は休講);
2020年06月04, 11, 18, 25日.
毎回,開始時刻は 19:30, 終了時刻は 21:00.

日付

講義内容

備考

 

4月02日

 

休講

13

4月09日

Séminaire XXV (1977-1978)Le moment de conclure[結論するとき]を結論するときに Lacan が結論していること

 

14

4月16日

 

 

15

4月23日

 

 
 

4月30日

 

休講

 

5月07日

 

休講

16

5月14日

 

 

17

5月21日

 

 

18

5月28日

 

 

 

6月04日

 

休講

19

6月11日

 

 

 

6月18日

 

休講

20

6月25日